OKIは3月26日、「EXaaSオフィスお気楽サービス」の一つであるプリンタ・複合機のLCMサービス「EXaaS お気楽プリンタサービス」のサービスメニューに、消耗品の管理・発注業務の負担を軽減する「Webポータルサービス(M2Mサービス)」を追加し、提供を開始したと発表した。消耗品の自動発注が可能で、配送までの時間短縮が図れる。
なお、本サービスは、同社のクラウドサービス「EXaaS」のデータセンター上に構築している。
今回、新たに提供を開始する「Webポータルサービス」は、「EXaaS お気楽プリンタサービス」を契約しているユーザー向けのM2Mサービス。従来、プリンタ・複合機の利用状況はメーカーからの定期レポートを確認する必要があり、消耗品の発注はメールや電話、FAXから行う必要があった。
新サービスでは、プリンタ・複合機の使用状況を「EXaaS M2Mプラットフォーム」を通じてクラウド上で収集。これにより、ユーザーはWebサイトよりいつでも利用状況の確認と交換が必要な消耗品リストを参照しながらの発注が可能となる。発注の際は、担当者による起票に加え、責任者による承認を必須とすることができるため、数量ミスや過剰発注を防ぐことが可能。なお、発注データはOKIの受発注業務システムおよび消耗品の出荷管理システムと共有することで、出荷から配送までの時間短縮を実現する。さらに自動発注を希望しないユーザーは、Webサイトからの発注方式を利用できる。
同社では今後、消耗品の発注だけでなくプリンタ・複合機・PCなどの端末の発注や交換依頼などまで取り扱い範囲を拡張し、同サービスにおけるお客様向け総合Webポータルサイトとして、拡充していく。