オレガは、Windows上で複数のストレージを統合して仮想ドライブを構築するストレージ仮想化ソフトウェア「VVAULT」のクラウド連携機能を強化した「VVAULT 6.2」を開発し、3月20日から製品Webサイトでダウンロード提供を開始した。

オレガは、Windows上で複数のストレージを統合して仮想ドライブを構築するストレージ仮想化ソフトウェア「VVAULT」のクラウド連携機能を強化した「VVAULT 6.2」を開発し、3月20日から製品Webサイトでダウンロード提供を開始した。

VVAULT 6.2では、仮想ストレージの管理階層(ティア)に「クラウドストレージ階層」を追加したことで、ローカルストレージとネットワークストレージで構成可能な4階層にクラウドストレージ階層を加えた、最大5階層のティアリング(自動階層管理)に対応している。これにより、ユーザー企業は常時使用しないアーカイブ用途のデータを自動的に安価なクラウドストレージへ転送するなど、オンプレミスの接続速度とクラウドストレージの利便性を両立させたハイブリッドストレージが容易に構築可能となった。

また、VVAULT 6.2ではクラウドストレージ階層として、従来のVVAULT同様に「Amazon Simple Storage Service」、「Bizホスティング Cloudn Object Storage」の接続に正式対応している。

VVAULT 6.2の特長は以下のとおり。

  1. Windows上で接続可能なストレージを全て仮想統合可能
  2. 既存のファイルサーバーやNASから1クリックでデータ移行するクイックマイグレーション機能
  3. 仮想ドライブの状態を監視し、差分データを自動でバックアップするライブバックアップ機能
  4. ディスク障害や接続障害を検知し、自動的にデータを復元するライブリカバリ機能
  5. VVAULTサーバー間でネット越しのバックアップ/リカバリを実現するレプリケーション機能
  6. レプリケーション先のスタンバイサーバーを即時にメインサーバーに切替えるHA機能
  7. ストレージのデータ変更を全て蓄積し、任意の時点に即時復元可能なタイムマシーン機能
  8. クラウドストレージの接続パフォーマンスを向上させるクラウドストア機能
  9. 接続対応クラウドストレージとしてAmazon S3及びCloudn Object Storageに対応