パソナテックは3月24日、デジタル家電製品の開発現場でニーズの高まる「検証」の専門人材を育成するプログラム「LSI/FPGA検証スペシャリスト育成プログラム」を2014年5月1日より開始するのに伴い、エンジニア社員の募集を開始したことを発表した。

高機能化、複雑化するデジタル家電製品の検証業務は多岐にわたるが、市場投入期間を短くするためには、いかに効率よく検証を行っていくかが求められている。同プログラムは、そうした検証に向いた人材の育成を目的に実施されるもので、開発知識や検証自動化に向けたスキルなどの研修を、エンジニアリング業界で製品開発の経験を持つシニア人材や、大学や専門学校で理工系を専攻した新卒・第二新卒者を対象に約1カ月間(25日間)にわたって実施し、研修修了後、モノ作りの現場で実際に検証業務を行ってもらおうというもの。

なお同社では、初年度100名(2015年5月末)の検証スペシャリストを育成・輩出することを目指すとしており、同プログラムを通じて、開発の基礎知識を習得した上で、質の高い検証業務を担える専門人材の育成および就労支援を目指し、日本の製品開発の活性化を目指していきたいとしている。

25日間の研修内容