米Googleは20日(現地時間)、メールサービス「Gmail」のメール送受信にHTTPS (Hypertext Transfer Protocol Secure)を常時使用するように変更した。
Googleは2010年に盗聴や第三者によるなりすましを防止するためにHTTPSをGmailのデフォルト設定にしたが、HTTPSはCPUの負担になるため、これまで設定からユーザーが常時使用を無効にできるようにしていた。モバイル端末にもマルチコアCPUが浸透してきたことで、ユーザーとGmailサーバ間の通信の100%暗号化に踏み切った模様だ。
Googleは2013年のGmailの稼働率が99.978%だったことも明かした。2012年の99.983%を下回るが、非稼働時間を年間2時間以内に納める高稼働率を維持している。