ブロケードは3月19日、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)およびネットワールドとの間で「Brocade Vyatta vRouter」のディストリビュータ契約を締結。国内販売を本格的に開始することを発表した。
Brocade Vyatta vRouterは、2012年にブロケードが買収したVyattaの技術をベースとした仮想ルータ製品。全世界で140万ダウンロードの実績を持つ。物理と仮想の融合によりさらなる「自動化」を目指すブロケードの「オンデマンド・データセンター」戦略における重要な技術コンポーネントとなっている。
ブロケードでは今回の契約締結により、新たにBrocade Vyatta vRouterの販売スキームが確立され、国内展開を本格化していくと説明している。ブロケードの国内既存パートナー各社は、Brocade Vyatta vRouterをCTC、ネットワールドから購入し、販売できるようになる。
現在ブロケードでは、Brocade Vyatta vRouterの動作確認を目的に、60日間無償トライアルを実施している。パートナー各社に対しては、各種トレーニング、営業およびマーケティング・サポート・プログラムが提供され、パートナーによる販売促進を支援していく。