富士通マーケティング(以下、FJM)は、クラウド型セキュリティサービス「BSTS(ビステス)」のラインナップ拡充と強化を図り、中堅中小企業向けのクラウド型セキュリティサービスの提供を3月より開始すると発表した。
FJMでは、従来よりセキュリティソリューション「SecurityOPT(セキュリティオプト)」を体系化し、セキュリティ対策ビジネスに注力し、2011年1月よりシマンテックのマルウェア対策製品のクラウド型セキュリティサービス「BSTS」の提供を開始してきた。
今回、本サービスの拡充を図り、従来のマルウェア対策に加えて新たに、「資産管理」「Webフィルタリング」「Web改ざん検知」のクラウド型サービスを加え、運用負荷軽減などクラウドの良さを活かした、中堅中小企業の顧客が利用しやすいサービスとした。
また、FJMは、セキュリティに精通した人的リソースが不足している中堅中小企業の顧客へのセキュリティサポートを目的とした「FJMセキュリティサポートセンター」を新設。プロダクトに精通したセキュリティスペシャリスト約100名の技術部門と連携し、顧客のインシデント対応を行う。さらにはセキュリティ診断、コンサルティング、セキュリティポリシー策定、教育・訓練など、中堅中小企業のお客様のセキュリティ対策をワンストップで提供していく。
BSTSは、中堅中小企業向けのクラウド型セキュリティサービスで、従来の自社運用と異なり、管理サーバが不要なため、システム導入時の初期費用が軽減。また、月額サービスで必要な時に必要な分だけ利用でき、毎年のライセンス更新も不要。
価格は、マルウェア対策が500円/台、資産管理が450円/台(20台~)、Webフィルタリングが300円/台(10台~)、Web改ざん検知が10,000円~(1サイト)、セキュリティサポートが個別見積(すべて税別)となっている。