adingoは3月19日、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が提供する広告配信プラットフォーム「デクワス.DSP」と、adingoが提供するプライベートデータマネジメントプラットフォーム「cosmi Relationship Suite」のシステム連携を開始した。

デクワス.DSPは、ユーザごとの興味・関心に合わせて広告をパーソナライズする「レコメンドバナー広告」、潜在顧客を抽出し自社サイトへの訪問を促す「オーディエンス拡張」など、広告主様のキャンペーン戦略に応じた広告配信を可能とする広告配信プラットフォーム(DSP)である。

またcosmi Relationship Suiteは、広告主やインターネットメディアで保有している会員・購買データなどのさまざまな自社データを一元管理し、独自データベースの生成、条件抽出、広告配信をはじめとする顧客の活性化・優良化を目的としたマーケティング活動を支援するプライベートDMP。

両システムの連携により、会員・購買データなどさまざまな自社データを保有する事業者は、cosmi Relationship Suiteで条件抽出された顧客に対し、デクワス.DSPを使ってより効果的にアプローチすることが可能となる。また本サービスを活用し、自社サイトへ効率的にユーザを誘導、会員となったユーザへ継続的にコミュニケーションを図ることで、LTV(Lifetime Value)向上に貢献する。

cosmi Relationship Suiteとデクワス.DSPの連携サービスのイメージ

なお連携サービスは、デクワス.DSPの販売・サポートを提供するトランスコスモスが、リターゲティング精度の向上、見込顧客の新規開拓に課題を抱える顧客を中心に同日より先行販売を開始する。