東京タイプディレクターズクラブは、デザインフォーラム「TDC DAY 2014」を開催する。開催日時は4月5日 12:30~19:00(開場は12:00)。会場は東京都・杉並区の女子美術大学杉並キャンパス。参加料は一般2,500円、学生・TDC会員2,000円(メールにて事前申込み制、全席自由)。

「TDC DAY 2014」

同イベントは、国際アニュアルデザインコンペティション「東京TDC賞 2014」の受賞者が登壇する毎年恒例のデザインフォーラムで、今回で15回目を迎える。ゲストを交えながら受賞作品の背景などを語るというもので、6時間半にわたってトークマラソンがくりひろげられる。

ベルリンで開かれた美術家、アニッシュ・カプーア初の大規模個展で発表された作品集「シンフォニー・フォー・ア・ビラブド・サン」で今年のグランプリを受賞した、フランク・フィリピンとビリー・キオソグロー(ともに「ブライトン・ザ・コーナーズ」主宰)が来日するほか、書体「こうぜい」でタイプデザイン賞を受賞した宇野由希子と山田和寛は、書体デザイナー・小宮山博史をゲストに迎え、タイポグラフィのみで構成されたHaKUのミュージックビデオでTDC賞受賞(RGB部門)となった大原大次郎と井口皓太(TYMOTE)が同作品の制作秘話を中心に、書字をめぐる研究・創作活動の根幹について語る。

そのほか、葛西薫+植原亮輔、塚本陽+山下泰司(IMAGICATV)、下浜臨太郎+若岡伸也+西村斉輝、服部一成+町口覚、佐藤卓+中村勇吾という、"TDC DAYならでは"の豪華なメンバーによるプログラムが用意されている。なお、「東京TDC賞 2014」の成果を紹介する「TDC展 2014」は、4月4日~28日にギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催される。