日本新聞協会はこのほど、「2013年全国メディア接触・評価調査」の結果を発表した。
同調査は新聞、テレビ、インターネットなどの各メディアの利用状況や評価を調べたもの。15~79歳を対象として2013年11月20日~12月15日に行われ、有効回答数は3801となっている。
発表によると、新聞を読んでいる人は83.6%で、電子版の利用者は7.7%となっている。新聞を読んでいる理由は、「世の中の動きが知りたいから」という回答が多い。
各メディアの印象・評価を尋ねた質問では、新聞は「社会に対する影響力がある」、テレビ(民放)は「親しみやすい」、雑誌は「話のネタになる」という回答が最も多くなっている
各広告メディアに関しては、新聞広告は「信頼できる」、テレビCMは「手軽」、ネット広告は「情報が必要十分」という印象を持たれていることがわかる。
また、インターネット利用者2538人に具体的な利用状況を尋ねた質問では、「検索サイトのニュースを読む」と答えた人が81.2%で最も多い。以下、「動画共有サイトを見る」が63.2%、「クチコミサイト、比較サイトを見る」が59.3%という結果になっている。