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GamingOnLinux.comに掲載された記事「Valve Has Posted Their Direct3D To OpenGL Translation Layer Onto Github」がDirect3DをOpenGLに変換するレイヤがMITライセンスのもとでオープンソースソフトウェアとして公開されたことを伝えた。成果物はGitHubで公開されており「ValveSoftware / ToGL」からダウンロードできる。
ToGL(Direct3D -> OpenGL translation layer)と呼ばれるこのソフトウェアはDOTA2ソースツリーを直接取得すると説明があり、特徴として次の3つの項目が挙げられている。
- Direct3D 9.0cの限定されたサブセットに対応
- バイトコードレベルでHLSLをGLSLへ変換する
- いくつかのSM3に対応(複数のレンダーターゲットに対応)
公開されたソフトウェアはこのソースコード単体ではビルドすることができず、既存のシステムの実装の一部をオープンソースで公開したといった内容になっている。また、もともとSource Engineで使うことを前提としてコーディングされたものであるためいくつかの処理はハードコーディングされていることも説明がある。