ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は3月17日、マカフィーのセキュリティイベント管理製品「McAfee SIEM」の運用サービスを開始したことを発表した。参考価格は、サーバ50台を監視対象とした場合、月額140万円~(税別)となっており、導入の事前段階から運用サービスまで統合的な支援を行うという。

McAfee SIEMは、SIEM専用に設計されたデータベースにより、1日に数十億件のイベントを処理する高い処理能力が特徴。大量に発生するログやイベントを即時に相関分析することで、脅威とリスクを把握した迅速な対応が可能になり、日々発生するセキュリティ警告に優先順位をつけることができる。

SBTは、マカフィー製品の導入実績とビッグデータ活用技術やデータ解析のノウハウを組み合わせ、独自のMcAfee SIEM運用サービスを開発。運用と併せてセキュリティ分野の専門家による導入コンサルティングを利用することで、導入事前段階からの支援もできるという。

同サービスでは、SBTが持つセキュリティルームを活用した24時間365日の監視体制に加え、問題発生時の即時対応、さらには蓄積されたデータの高度な分析・レポーティングサービスとして提供する。

SBTの高セキュリティルーム(左:監視・運用フェーズ用、右:分析・レポーティング用)