東京都・青山の青山ブックセンター本店にて、小塚明朝・小塚ゴシックなど有名書体の生みの親・小塚昌彦らが登壇するトークショー「小塚昌彦×鈴木功×西塚涼子 タイプデザイナー・トーク「ぼくたちのつくった書体の話」」を開催する。開催日時は3月23日 18:00~19:30(開場17:30~)。会場は同店内・大教室(定員:110名)。入場料は1,050円。

「ぼくのつくった書体の話 活字と写植、そして小塚書体のデザイン」書影

このトークショーは、小塚による初の著書「ぼくのつくった書体の話 活字と写植、そして小塚書体のデザイン」の刊行を記念して行われるもの。小塚がアドビ システムズに勤めていた頃、ともに小塚明朝・小塚ゴシック開発に携わったタイプデザイナー/タイププロジェクト代表の鈴木功、アドビオリジナルかな書体「りょう」「りょうゴシック」ファミリーなどを手がけたアドビ システムズの西塚涼子をゲストとして招き、書体開発の舞台裏が語られる。

また、トークショーの中では、鈴木の新書体「TP明朝」(2014年2月発売)、西塚が開発中の書体「ちどり」などの話も交えながら、3人の考える「これからの時代、横組みのタイプフェイスデザイン」について、トークが展開されていくとのこと。

なお、トークショーの参加にあたって、事前申し込みが必要。青山ブックセンターWebサイトの「オンライン予約」での申し込み(3月22日 16:00まで)のほか、青山ブックセンター本店の店頭でのチケット引換券販売も行われる。