MMD研究所は3月12日、「2014年2月タブレット端末に関する定点調査」の結果を発表した。
調査期間は2月17日~2月19日で、有効回答は1071人。調査方法はインターネット調査となっており、調査対象は20歳以上のタブレット端末を所有している男女となっている。
調査結果によると、タブレット端末を所有しているか事前調査を行ったところ所有率は24.9%だった。2013年6月の事前調査では所有率は20.2%のため、昨年より4.7%上昇していることがわかった。
所有しているタブレット端末については、「iPad」が47.6%、「Nexus」が15.5%、「Kindle Fire」が5.8%、「Xperia Tablet」が5.3%となっている。
iPadは前年から15%以上シェアを落とした一方、Nexusが10%、Kindleが4%、Xperia Tabletが1%とその他上位メーカーがiPad下落分を吸収した形になっている。
所有しているiPadシリーズについては、「iPad2 Wi-Fiモデル」が13.9%と最も多く、次いで「iPad mini Wi-Fiモデル」が13.5%、「iPad(第3世代) Wi-Fiモデル」が11.2%だった。2013年に発売されたiPadはWi-Fiモデル、LTEモデル合わせると「iPad Air」が9.4%、「iPad mini Retinaディスプレイモデル」は5.9%であった。
購入した時期については、「2013年10月~12月」が19.5%と最も多い結果となっており、2013年に購入した人は52.1%だった。購入したきっかけについては、最も多かった回答が「インターネットでのクチコミ」「店頭(陳列・POPを見て)」が32.3%、「友人・知人からのクチコミ」が23.8%となっている。
なお、タブレット端末の買い替え予定については、「買い替えを予定している」と回答した人が17.6%、「買い替えを検討している」が21.1%と、合わせて38.7%の人が買い替えについて考えていることがわかった。