森ビルは3月12日、同社の運営する森アーツセンターミュージアムショップにおいて、外部からの不正なアクセスによって、顧客情報が不正に閲覧された可能性があると発表した。

発表によると、3月7日に外部からの不正アクセスの形跡があり社内調査を実施。その結果、「購買記録情報」への不正アクセスによって、顧客情報が閲覧された可能性があることが判明したとしている。

不正アクセスの期間は2013年11月20日から2014年3月7日。閲覧された可能性があるのは、同サイトで商品を注文した顧客の氏名・住所・メールアドレス・電話番号・購入した商品名と個数の情報で、被害の範囲は最大約1200件。なお、クレジットカード情報については漏洩がないことを確認しているという。

同社ではWebサイトを一時閉鎖するとともに、不正に閲覧された可能性のある顧客にメールで連絡を行っている。