経済産業省は3月12日、リース業者が3Dプリンタなどの最先端設備を導入しやすいように、新たな保障制度「リース手法を活用した先端設備等導入促進補償制度推進費」を立ち上げ、同日より申請の受付を開始したと発表した。

リース手法を活用した先端設備等導入促進補償制度推進費のスキーム

同制度は、リース業者が顧客にリースした最先端設備の期間満了後、1年以内にリースしたものを売却して損失が発生した場合、基金設置法人が損失分の一部を補償するというもの。補償額は損失の2分の1、購入価額の5%が上限となる。

リース業者は、補償制度を利用する場合、「先端設備等導入支援契約」を結ぶ必要がある。申請の受付期間は、2014年3月12日~2015年3月31日まで。