インテージはこのほど、「消費税増税を意識して買った商品」に関する調査結果を発表した。同調査は、ドコモ・インサイトマーケティングが提供するスマートフォンアプリ「みんレポ」のユーザーのうち、2014年1月31日~2月28日に「消費税増税を意識して商品を買った」という書き込みを行った138人の回答を分析したもの。
発表によると、増税前に意識して買ったモノで最も多いのは「家電」で、2位以下とは大きな差がついている。
増税を意識して買ったモノを「生活必需品 / 耐久消費財」と「計画的な購入 / 衝動的な購入」の2軸で分類したデータを見ると、「耐久消費財」を「計画的」に購入した人が多いことがわかる。また、このグループの回答者のコメントには「前から気になっていた」「前から欲しかった」という言葉が目立っており、「前から欲しかったがいつ買うか決めていなかった」消費者が、増税前に購入に動いたと考えられるという。
このほか、増税を意識して買ったモノの分類で「生活必需品」を買った人のコメントを見ると、「衝動的」にまとめ買いをした人は小売店の安売りやセールなどによって、計画していなかったまとめ買いをしていることがわかる結果になっている。