ヤフーは3月12日、Yahoo!ショッピングに関する約50本のAPIを公開すると発表した。これらのAPIは出品管理や商品管理などで、ストア構築・運営を行なうプロフェッショナル出店(法人ストア向け)が対象。
これまで、Yahoo!ショッピングが提供する専用ツールで行なっていた出品管理や在庫管理、ページデザインがAPI経由で管理、作成できるようになることから、「eコマース事業に係わる開発者による、より自由度の高いサービス開発」(ヤフー)が可能になるという。
公開されたAPIは、「出品管理API」が5本と「商品API」が9本、「製品/SHPカテゴリ/ブランドAPI」が6本、「在庫API」が1本、「ストアカテゴリAPI」が6本、「画像API」が12本、「デザインAPI」が7本の合計46本。これ以外に26日に追加で5本のAPIを公開予定となっている。
これらのAPIは「Yahoo!デベロッパーネットワーク」にアクセスして、Yahoo!ショッピング専用フォームから登録することで利用できる。また、同社とパートナー契約を結んでいる企業、開発者が同APIを活用して構築するサービスやツールは、「Yahoo! JAPAN コマースパートナー」のサイト上で公開される。
今後はプロフェッショナル出店だけでなく、4月以降にライト出店(個人ストアやライト出店を選択した法人ストア)を対象としたAPIの公開、7月には注文系APIを順次公開していくという。