コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、神奈川県警サイバー犯罪対策課と秦野署が3月6日に、インターネットオークションを悪用して無断複製されたコンピュータソフトを販売していた神奈川県の会社員男性(59歳)を著作権法違反(海賊版の頒布)の疑いで逮捕し、翌7日に横浜地検小田原支部に送致したことを発表した。
発表によるとこの男性は、2013年8月13日~9月6日頃、前後4回にわたって「Microsoft Office Professional Plus 2013 日本語版(Microsoft Open Licenseプログラム)」の32bit版 / 64bit版が複製されたDVD計10枚を、東京都の男性ほか3名に4万4199円で販売していたという。
またこの男性は、少なくとも2013年5月~9月の間に、約40人に海賊版を販売して約40万円を売り上げていた疑いが持たれている。
逮捕同日に行われた家宅捜索ではPCなどが押収されており、警察の調べに対して男性は「生活費のため海賊版を販売していた」などと容疑を認めているとのこと。