東芝ソリューションは3月11日、卓上型OCRラインアップの「OCR2000iモデル2500」の後継となる「OCR2000iモデル2700」の発売を開始した。

OCRスキャナS2700

新商品は、新開発の卓上型OCRスキャナ「S2700」と、高精度文字認識機能や帳票識別機能などを備えた「OCRソフトウェア」で構成。帳票取り込み機構の強化により、さまざまなサイズ、紙厚、紙質の帳票に対応すると同時に、カラー帳票読み取りで毎分120枚(A4横)の読取速度を実現。これにより、サイズや紙厚、色など読み取り可能な帳票を拡大。その他、帳票取り込みローラの耐久性アップによる長寿命化など保守性を向上している。

同社は、商品の販売を通して官公庁・自治体、保険、流通業、医療などにおける各種データ入力業務の多様化するニーズに対応するとともに、今後もさまざまなユーザのデータ入力の業務効率改善に寄与していく。

解像度は最大600dots/25.4mm、インタフェースはUSB。読み取りサイズは70×52mm~420×305mm、対応紙厚は40.7~209.3g/m2(35~180kg連量)。外形寸法はW450×D600×H350mm、重量は29.5kg(両面読取モデル:30.5kg)。