経済産業省は3月10日、第5回ものづくり日本大賞で発表された優れた技術を展示する「ものづくり展 MONODZUKURI EXHIBITION」を3月19日(水)~4月6日(日)の間、台東区上野の国立科学博物館で開催すると発表した。

「ものづくり日本大賞」は 、製造・生産現場でものづくりに関わる技術および技能の発展に貢献した人材を表彰する賞。経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、平成17年より隔年で開催している。第5回の受賞技術は2013年9月13日に決定・公表された。

同展示会では、内閣総理大臣賞および経済産業大臣賞の技術の実物展示を実施するほか、特別賞および優秀賞の技術はパネル展示を行う。

内閣総理大臣賞に選ばれたのは「液晶ディスプレイの世界的普及を支えた光学フィルムの高度生産プロセスの開発」、「業界最短の製造時間で高品質の豆乳製造を実現した豆乳製造方法」、「自家培養軟骨ジャックの製品化-わが国発の再生医療製品の実現-」、「世界初、裏面照射型CMOSイメージセンサーの開発と量産化」、「地球温暖化と日本のものづくり競争力強化に貢献する次世代エアコンの開発」、「再現力のある精密臓器シミュレーター」、「洪水から人を守る無動力自動開閉樋門ゲート(オートゲート)の開発」、「伝統的箔押印刷技術を応用し、装飾性や医薬用途に優れる高機能フィルム製品群を開発」の8点となる。

詳しい開催概要は、同省のWebページで確認できる。