シャープは3月10日、照度センサとジェスチャーセンサを搭載しながら4.0mm×2.1mm×1.25mmのパッケージサイズを実現し、搭載機器の機構設計の自由度を高めることを可能とする近接センサ「GP2AP054A00F」を開発したことを発表した。
同製品の電源電圧は2.2V~5.5Vで、近接センサの検知距離は100mm(Typ.)で、ジェスチャセンサも同様。また照度センサの照度は±20%、赤外発光ダイオードの発光波長は940nm(Typ.)となっている。
また、検知データを保持するメモリを内蔵することで効率的なデータ通信が可能となるため、搭載機器のCPU負荷を低減することも可能だという。
同製品は2014年3月11日よりサンプル出荷を開始、同年4月25日より量産を開始する予定で、サンプル価格は150円(税別)、量産時の規模は月産300万個を予定しているという。