日本マイクロソフトは3月7日、3月12日に予定されている月例セキュリティ更新の事前通知を公開した。

これによると、更新プログラムは5件で最大深刻度は「緊急」が2件、「重要」が3件となっている。

脆弱性の影響はによって「特権の昇格」が行なわれるものが1件と「リモートでコードが実行される」脆弱性が2件、「セキュリティ機能のバイパス」の脆弱性が2件となる。

対象のソフトウェアはWindows OSとInternet Explorer、サーバーソフトウェアとSilverlight 5。

なお、このセキュリティ更新プログラムによって、2月20日に同社が公開した「セキュリティアドバイザリ 2934088」で公表されたInternet Explorerの脆弱性が解決される予定だ。この脆弱性では、Internet Explorer 10を対象とした限定的な標的型攻撃が確認されている。