東洋ビジネスエンジニアリング(以下、B-EN-G)は3月6日、日本オラクルが提供するビッグデータ・アナリティクス製品である「Oracle Endeca Information Discovery(以下、OEID)」を、製造業・サービス業における新世代のCustomer Experience提供、グローバルマーケットでのS&OP、品質保証・アフターサービス革新等の取り組みにおいて迅速に活用できるようパッケージ化し、専任チームによる簡易探索サービスと合わせて提供すると発表した。

「Oracle Endeca Information Discover」製品概要

今回、最初のステップとして、OEIDの活用ノウハウを製造業のユーザー向けに提供。これらの利用により、高度な分析人材に依存することなく、仮説に基づくデータ探索・分析を最短1週間で開始可能としている。

また、業務変革・意識変革の呼び水となる、業務データによる探索試行サービスや、業務部門ユーザーのデータ活用担当者向けの育成支援等のサービスも提供。サービスの活用事例として、機械メーカーでは保守担当者の作業日報、保守部品出荷、M2Mデータといった異なるデータを分析し、保守部品在庫の削減や顧客満足度向上に向けて新たな施策に着手した。さらに、現場に蓄積された製造データを活用して、歩留り改善へのチャレンジも支援する。

OEIDの最新版では、業務部門ユーザー向けのセルフサービス・データ探索機能が強化されており、業務ユーザー自身が自らのデータを活用して、迅速かつ適切な意思決定が可能。これにより、今まで実現できなかったユーザーの自由な探索とITガバナンスの両立という、ビッグデータ活用の時代に求められる、新たな情報活用のためのプラットフォームを提供する。