アシストは3月6日、オラクルのデータベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」へのデータベース・システム統合や移行を支援する「超高速データ移行オプション for Oracle Database Appliance」の提供を開始すると発表した。

「超高速データ移行オプション for Oracle Database Appliance」システム構成イメージ

今回、アシストが提供を開始する「超高速データ移行オプション for Oracle Database Appliance」は、既存システムから「Oracle Database Appliance」を基盤とする新システムへの統合/移行において、データを移行するソリューション。また、アシスト取扱製品であり、データ・ウェアハウス、データ・マートの集約やBIツールで分析するためのデータ加工で数多くの実績があるデータ統合アクセラレータ「Syncsort DMExpress」を採用しており、GUIの開発画面により、データ加工プログラムでも開発生産性を高めることに加え、データベースから独立して動作する高性能処理エンジンによりデータ加工やデータ突き合わせなどを高速で実行する。

さらに、データ加工のための中間データベース資源が不要であるため「Oracle Database Appliance」へのシステム統合/移行にかかるコストや工数を開発フェーズから削減する。

アシストではシステム統合や移行プロジェクトなど期間が限られた用途において採用しやすいように、1カ月単位でのレンタル・ライセンス価格で提供(価格は税別38万円/月)。また、プロジェクト完了後も定型バッチ処理エンジンとして継続したい場合は、アシストが2013年8月に発表した「Batch Turbo Option for Oracle Database Appliance」を利用することができる。