ぷらっとホームは3月6日、M2MやIoT通信に向け、ルータ機能を内蔵したマイクロサーバ「OpenBlocks A7/IoTR」を発表した。
同製品は、汎用Linuxサーバ「OpenBlocks A7」をベースとしたモデルで、CPUはARMADA 310(600MHz動作)、メインメモリはDDR3 SDRAM 1GB、256MBのNANDフラッシュROM、16GBハーフスリムSSDをそれぞれ搭載。拡張性に優れたインタフェースを持つほか、インターネットでの標準プロトコルTCP/IPやIEEE1888、REST、SOAPなどの高度な広域インターネットプロトコルへの対応、データの加工や処理・判断のための柔軟で高度なプログラミングが可能だ。
またOracle Java SE Embeddedが搭載されているため、既存のソフトウェア資源を、高い移植性を活かし動作させることも可能だ。
さらに、ルータ機能の強化により、多拠点・多地点へのIoT展開が安定かつ容易に実現できる仕様となっているため、今後のIoTサーバに必要なローカルエッジにおける情報処理の実現とともに、従来はルータ+サーバの2機種構成であったシステムを1機種で実現することができるという。
なお出荷開始日は2014年5月を予定しているという。