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Mozillaは3月5日(米国時間)、「Introducing the ‘mozjpeg’ Project」において高い圧縮率を実現するJPEGエンコーダを開発するプロジェクト「mozjpeg」を発足したことを伝えた。libjpeg-turboにjpgcrushの機能を追加したものをコードベースとしており、今後はこのコードを改善していくとしている。
JPEG画像は写真データの画像フォーマットとして広く使われており、Webページにおける採用率も高い。Webページコンテンツを構成するHTML、JavaScript、CSSなどと比較してJPEG画像はサイズが大きく、インターネットを流通するコンテンツ量の増加の原因のひとつとなっている。
JPEG画像よりも圧縮率の高い形式へ移行する取り組みもあるが、同記事ではそのアプローチは移行に負担や時間がかかると説明。既存のJPEGエンコーダにはまだ改善の余地があるとされており、JPEGエンコーダが生成するJPEG画像の圧縮率を引き上げる方が現実的な改善につながるとしている。