Adobe Flash Player |
「Adobe roadmap for the Flash runtimes」が2014年におけるFlash PlayerおよびAdobe AIRのロードマップを伝えた。Adobe Systemsでは特にセキュリティ、品質、パフォーマンスに注力するとしており、特にセキュリティ機能の強化に関しては最重要課題として取り組むとしている。セキュリティ問題を解決するとともに、攻撃を軽減するような仕組みの模索および実装にも取り組むとされている。
2014年に実装されると見られるFlash PlayerおよびAdobe AIRの新機能は次のとおり。
- iOSパッケージ時間の削減
- Google ChromeにおけるFlash Playerとデバッグ機能との連携
- Adobe AIRにおけるiOSでの並列処理の実現
- Adobe AIRにおけるiOS7でのゲームパッドのサポート
- Adobe AIRにおけるゲームマーケティングと検索機能の提供
- Stage3DにおけるAGAL 2.0のサポート
- Stage3Dにおける複数レンダリングターゲットのサポート
- Stage3Dにおけるテクスチャのアンチエリアジングのサポート
- Stage3Dにおける新しいテクスチャラッピングモードのサポート
- テキストフィールド制御における補助的な文字拡張機能のサポート
ブラウザベンダはFlash Playerプラグインが原因で発生する不安定さやセキュリティ脆弱性問題などに個別に対応している。Adobe Systemsでは抜本的にセキュリティ問題が発生しない構造に変更することで、こうした問題に対処していく意向であるものとみられる。