電車での移動中、車内の広告をついじっと眺めてしまう人も多いのではないでしょうか。今回は、日本在住の外国人20名に日本の電車の広告についてどんな印象を抱いているのかを聞いてみました。
量が多い
■頻繁に変わる、本の広告が多い。(インドネシア人33歳女性)
■英語学校の広告がたくさんあります。(スペイン人36歳男性)
■広告の量がすごいと思います。手すりにまで付けるのはやりすぎではないかな?(フランス人35歳男性)
たしかに電車に乗っていると広告が目につきますね。壁やドア、吊り革に貼られたステッカーはすごく多いですし、電車を丸ごとラッピングした広告は非常に印象に残ります。最近ではデジタルサイネージが浸透し、車内ビジョンの広告利用も増えているそうです。
時間つぶしになる
■母国の電車に広告はないと思います。日本の電車の壁等に張り付けられる広告は時間つぶしにもなるし、良い情報をピックアップできることもある。ただ、胃の中身のような写真の広告は例外で、気持ち悪いです。(ロシア人29歳女性)
電車の移動中は意外と暇です。最近はもっぱらスマートフォンが暇つぶしの相手ですよね。スマートフォンにも飽きると、車内の広告を眺めるというひとも多いのではないでしょうか。長文のコピーが載った広告が多いのも電車広告ならではです。しかし、実はこんな声も複数の回答者から挙りました。
セクシーすぎる
■「若い女性のセクシー写真が多すぎる。しかも、とても若い女性たちの写真なので、気になる」(ベトナム人30歳女性)
■「平気で男子向けの雑誌の広告があります。スウェーデンでは、そこまで派手な広告がなく、量も日本より少ない」(スウェーデン人45歳女性)
■「強烈過ぎて下品なものが多い」(ドイツ人38歳男性)
男性週刊誌の表紙にはタレントのグラビア写真が大きく掲載されていますよね。時刻とのギャップや宗教上の理由等もあり、外国人の方には必ずしも喜ばれているわけではないようです。
いかがだったでしょうか。日本の電車には、海外に比べ多くの広告が掲載されていることが分かりました。これは、日本の大半のサラリーマンたちが電車で通勤していることが関係しているのかもしれません。また英語圏の方からみると、英会話学校の広告の多さには驚くかもしれませんね。