エリジオンは3月4日、3D点群処理ソフト「InfiPoints」の最新版「InfiPoints Ver.1.2」を3月7日より発売すると発表した。

InfiPointsとは、レーザースキャナで計測した3D点群データを表示/編集できるソフト。3Dデータを作成することで、工場内の新しい設備の導入やレイアウト変更、配管設置などの検討などに活用できる。

最新版では、点群データを閲覧専用ファイルへの出力が可能となった。これにより、InfiPointsを持っていない利用者でも定点データを一通り閲覧できるほか、新たな情報を付け加えることができる。

閲覧用の点群データは他部署や取引先の配布などに活用できる

また、点群データから2D画像を出力する機能が加わった。2D画像を用紙に出力して図面として活用したり、2D CADソフトに取り込んだりなどの活用ができる。

簡易的な平面図

さらに、3D CADソフト「Rhinoceros」の画面上に点群データを描画し、点群に沿って面形状をモデリングできるプラグインを追加。これにより、参照したい形状の点群データを確認しながらRhinocerosでモデリングできるとしている。

Rhinocerosのプラグインを追加