富士通は3月4日、オムニチャネルを活用したマーケティングを支援する製品・サービス群を「デジタルマーケティングソリューション」として新たに体系化し、サービスを追加・強化した上で販売を開始することを発表した。
オムニチャネルは、実店舗やWebサイト、ソーシャルメディアなど、顧客が接する全チャネルを指す用語で、このほど実施される「デジタルマーケティングソリューション」の体系化は、昨今見られる顧客の購買行動の多様化にあわせたものとなる。
体系化にあたって、オムニチャネルとそこから集めたデータを連携させて効率的な販売活動を支援する「オムニチャネルテンプレート」と、ブログ情報から顧客の行動と背景を分析する「生活者行動分析サービス Do-Cube」の提供が開始される。
また、Webでの受注・決済から出荷・在庫などのバックオフィス機能までを備えた統合型ECソリューション「SNAPEC-EX」はサービス内容が強化され、スマートフォンによる一括決済処理機能と、チラシ&レシピ検索サービス「シュフモ」との連携機能が追加される。
オムニチャネルテンプレートは2014年4月、FUJITSU Intelligent Data Serviceは2014年3月に提供が開始される予定で、FUJITSU Business Application SNAPEC-EXの新機能は2014年内の提供が予定されている。