独シーメンスPLMソフトウェアは2月25日(米国時間)、米政府がシカゴに設立する製造業のためのデジタル研究所「Digital Lab for Manufacturing」において、PLMソフトウェアサプライヤーで唯一パートナーシップ契約を締結した発表した。

同研究所の設立はオバマ大統領が進める施策の一環。創設・運営の初期費用は3億2000万ドルで、そのうち政府が7000万ドル、企業、大学、研究機関、州政府、コミュニティ・パートナーが合計2億5000万ドルを拠出する。

同研究所は、デジタル・マニュファクチャリングと設計イノベーションとの基幹となる研究所として、製造期間の短縮、コスト削減、サプライチェーンの機能強化、国防総省による取得原価の低減などを目指す。

同社CEOのChuck Grindstaff氏は、「Digital Labの可能性とビジョンの実現に向けて戦略的リーダーシップを取り、人的資源を投入していく」とコメントしている。