三菱樹脂は3日3日、鏡面仕上げのアルミ樹脂複合材「アルポリック RF」を4月1日より発売すると発表した。
アルポリックシリーズは、ポリエチレンなどの芯材の両面にアルミニウム板などを貼り合わせて一体化した3層構造の複合板。表面のアルミニウム板をアルマイト処理して鏡面仕上げを施し、鏡として利用できる。ショッピングモールやエンターテインメント施設などの内装材として利用されているという。
素材構成図 |
同製品は、従来品の板厚3mmから2mmに薄くしたことが特徴。これにより、1m2当たりの重量が従来品の約半分の2.9kgになったほか、200mmまでの曲げ加工が可能となった。また、薄くなったことで切断や穴あけなどの加工もより容易となり、現場での施工性も向上するとしている。価格は4万5000円(税別)。
同社は、アルポリックシリーズの2mm品と3mm品の両方で、2015年度2億円の販売を目指すとしている。
「アルポリック RF」の曲げ加工サンプル |