富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は、「お手軽ワークフロー『らく承君(らくしょうくん)』」を開発し、3月10日に販売を開始すると発表した。

『らく承君』は、ワークフローに必要な各種申請・承認手続きの定義をユーザー自身で作成できる製品で、伝票名の決定、申請画面の定義、承認経路の定義の3ステップだけで、自動でワークフローを作成することができる(特許出願中)。作成したワークフローは翌日からすぐに運用可能で、運用開始後もいつでも伝票の追加・編集・削除や承認経路の見直しを行うことができる。

従来のワークフローとの違い

また、ワークフローの更新情報は自動で版数管理し、承認および参照時には申請時点の版数を自動識別し、版数に応じた申請データが表示される。申請データはCSVファイルに出力することもできる。

製品は、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート(以下:イントラマート社)が提供するシステム基盤「intra-mart Accel Platform」上で動作する。

価格は、199万5,000円(1CPUライセンス)で、初期導入費(個別見積もり)や年間保守費(39万9,000円)が別途必要。