NECは3月3日、現地法人のNECタイを通じて、タイ大手のコンビニエンスストアであるセブンイレブンを運営するCP ALL Plc.(CPオール)から、次世代店舗システム機器として省スペース一体型POS端末を受注したと発表した。

CPオールは、現在タイで約7,500店のセブンイレブンを運営し、POS端末は1店舗に2~3台程度設置されており、NECは2020年まで同社にPOS端末を継続提供する。

タイ セブンイレブンに設置した次期POS端末

提供するPOS端末の主な特徴として、これまでCPオールが導入していたPOS端末から設置面積を約60%削減し、省スペース化を実現。

また、本体、12インチ2画面のディスプレイ、回転キーボード、プリンタなどを一体化した構造で、利用者・店員にとって見やすく操作しやすい端末となっている。

画面のバックライトにはLEDを採用し、長寿命化を図る事で交換コストを削減したほか、保守性を維持しつつ、CPU処理性能やメモリ容量が向上している。