凸版印刷はこのほど、同社の運営する電子チラシポータルサイト「Shufoo!」において、店舗で電子クーポンを配布することでチラシを見たユーザーの来店を把握できる新しいO2Oサービス「Shufoo!来店クーポン」の実証実験を開始した。
実証実験はイトーヨーカドー木場店で実施され、期間は2014年2月14日~20日、および2月24日~3月2日となっている。
「Shufoo!来店クーポン」は同社の位置連動型コンテンツ配信ソリューションを活用したサービスで、「Shufoo!」で配信する電子チラシを通じて、店舗での電子クーポン配布の情報をユーザーへ告知する。その情報をもとにユーザーが店舗を訪れると、抽選などによって電子クーポンを取得できる仕組み。ユーザーがスマートフォンやタブレット端末で取得したクーポンは、サービスカウンターやレジなどで特典と交換できる。
チラシ閲覧から来店にいたるユーザーの行動は「Shufoo!」上のサーバーでログを取得することで把握でき、ユーザーの閲覧・来店状況はレポートとして流通・小売店舗などに提出されるという。
実証実験では、「Shufoo!」の電子チラシおよび「Shufoo!ミニチラ」の配信内容・告知タイミングを変化させて、来店者数の変化を計測するとのこと。
「Shufoo!来店クーポン」のサービスは2014年7月から販売が開始される予定になっている。