ETLツールを展開するTalendは2月28日、米フォレスターリサーチによる「マスターデータ管理ソリューション」と「ハイブリッドインテグレーション」に関する最新の2つのレポートにおいて、同社が有望ベンダーとして選ばれたことを発表した。
2つのレポートのうち、マスターデータ管理ソリューションでは、フォレスターリサーチが「Current Offering」、「Market Presence」、「Strategy」の3つに大分される全65の基準で各製品を評価。Talendは、「Contender」として有望ベンダーであると位置付けられた。
フォレスターリサーチでは、「Talend Platform for Master Data Management」について、データ統合、データクレンジング、マスターデータ管理機能を統合している製品で、整合性がない技術を集め投資金額の想定が困難な従来の技術やソリューションよりはるかに柔軟性が高いのが特徴だとしている。
一方のハイブリッドインテグレーションは、フォレスターリサーチが「オンプレミスとクラウドベースの環境を統合することで、B2B、BPM、ビジネスルール、データ統合などのアプリケーション群の既存のミドルウェアと新しいミドルウェアの相互運用を促進するもの」と位置付ける分野。Talendは評価基準をクリアした14社の1つであり、「Strong Performers」として位置づけられている。
同社の製品は、オンプレミスシステム、クラウドベースのシステムなどを統合できる、柔軟でセキュアな統合プラットフォームだという。