ダイナコムウェアは、歴史的価値と芸術性を融合させたデジタル書体「古籍書体」シリーズ「DynaFont古籍五書体 TrueType Hybrid」を発売する。発売日は3月18日。価格は1万8,000円(税別)。
DynaFont古籍書体シリーズは、台湾の「国立故宮博物院」に収録された古籍と復刻版の古籍の出版品から「元豊類稿」、「唐百家詩選」、「天工開物」、「四庫全書」、「范伯子集」の五冊の古籍に書かれた文字をベースに開発されたデジタル書体。「古籍木蘭」、「古籍糸柳」、「古籍真竹」、「古籍銀杏」、「古籍黒檀」の古籍の冠が名づけられた5つの書体は、それぞれに異なる特徴を持つが、古籍書体シリーズとしての一体感を感じさせるデザインとなっている。
なお、同製品の制作には、完成度を高める為に6年間の開発期間を費やし、デザイン性を追求してブラッシュアップを行ったとのこと。同社は収録書体全般に対して、古籍ならではの情緒を活かしたキャッチコピーや本文や縦書きに活用できると推奨している。なお、同書体集の対応OSはWindows XP(Service Pack 3以上)/Vista(Service Pack 2以上)/7(ServicePack 1以上)/8~8.1日本語版、およびMac OS X 10.4.11~OS X 10.9.2日本語版となっている。