森ビルは、東京・六本木の森美術館で開催されている10周年記念展「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」の関連企画として、日本初となるアンディ・ウォーホル公式カフェ「Andy Warhol Cafe」を六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内にオープンすると発表した。営業期間は3月1日~5月6日。なお、入場には同展もしくは東京シティビューの入館料が必要となる(いずれも一般1,500円)。

「Andy Warhol Cafe」イメージ

今回オープンする「Andy Warhol Cafe」は、東京シティビューの展望回廊内にあるカフェ「マドラウンジ スパイス」を期間限定でウォーホル仕様にしたもの。店内はフロア一面に人工芝が敷き詰められるほか、『牛の壁紙[黄色にピンク]』や『花』といった代表作をモチーフにしたデコレーションも施されるといい、ポップで開放的なウォーホルの世界観が体感できる。

メニューとしては、通常のカフェ・メニューに加え、ウォーホルの代名詞ともいえる「キャンベル・スープ缶」や「ハンバーガー」、「バナナ」などを取り入れたスペシャルコラボレーションメニューも各種提供される。価格は「ハンバーガーセット(キャンベルスープ、フライドポテト、ドリンク付き)」が1,580円、キャンベル缶をイメージした「キャンベル スペシャルクリーミーコーン」が400円、自画像をモチーフにした「サングラス パフェ」が880円など。

「ハンバーガーセット」

「ホットドッグセット」

「キャンベル スペシャルクリーミーコーン」

「サングラス パフェ」

「バナナケーキ」

なお、本カフェに隣接する形で、ウォーホルの大作『レイン・マシン』が展示される。同作品は、1970年に開催された大阪万博のアメリカ館で発表されたものを新たに制作し直した改良版で、国内では大阪万博以来の展示になるという。

(C)/(R)/TM The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.