アートフェア東京実行委員会は、古美術から現代アートまで幅広い作品を展示・販売する日本最大のイベント「アートフェア東京2014」を開催する。開催期間は3月7日~9日まで、開場時間は7日 11:00~21:00、8日 11:00~20:00、9日 10:30~17:00。会場は東京都・丸の内の東京国際フォーラム 地下2階 展示ホール。入場料は1-DAYパスポート2,000円(前売1,500円)、3-DAYパスポート3,500円(前売3,000円)、小学生以下は無料(ただし大人同伴)。

アートフェア東京2013 会場風景 撮影:岩下宗利

「アートフェア東京」ロゴ

同イベントは、今年で9回目となる日本最大のアートフェアで、古美術から工芸、日本画、近代絵画、彫刻、現代美術、写真、版画、映像作品などの展示・販売を行う。国内外から約150軒のギャラリーが出展することになっており、日本を代表する現代美術の画廊が企画性の高いプロジェクトを展開する新セクション「G-plus」、昨年より新設され、工芸やジュエリー、ファッションなど、現代の応用美術をアートの文脈で紹介する「TOKYO LIMITED」、アジアの現代美術の最前線を扱うギャラリーが集う「DISCOVER ASIA」、ユニークなデバイスやシステムを使って国内外で活躍する若手メディアアーティストを紹介する「Art, Media and I, Tokyo」など、企画ごとに展示エリアが分かれている。

また、会期中にはさまざまなジャンルのアーティスト、美術関係者らによるトークイベントやガイドツアーなどが開催される。3月7日 14:00からはお笑い芸人の西野亮廣(キングコング)と舘野晴彦(幻冬舎/月刊「ゲーテ」編集長)による「嫌われ西野のモノ作り」、同日16:30からは中島晴美(陶芸家)と宮永愛子(美術家)による「やきもののいま ー土、釉薬、アート」、3月8日 13:30からは齋藤精一(ライゾマティクス取締役)、野口玲一(三菱一号館美術館学芸グループ長)、毛利悠子(アーティスト)による「アート×テクノロジー×クラフト:拡張する表現、変容する都市」、同日15:30からはヴィヴィアン佐藤(非建築家/美術家/ドラァグクイーン)と堀内奈穂子(アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]キュレーター)による「ヴィヴィアンとナオコのアングラアートツアー」、同日16:30からは石井孝之(タカ・イシイギャラリー代表)、真鍋大度(アーティスト/プログラマ)、金島隆弘(アートフェア東京2014エグゼクティブ・ディレクター)が登壇する「マーケットにおけるメディアアート作品」など、詳細は公式サイトでご確認を。

このほか、4つの若手ギャラリー(KAYOKOYUKI、TALION GALLERY、nap gallery、HAGIWARA PROJECTS)の集合体として初出展する「カバード・トーキョー(COVERED TOKYO)」は、3月7日 20:00より一夜限りのパーティー「COVERED TOKYO: PARK NIGHT, 2014」を開催する(入場料2,000円)。パーティ会場となる汐留のパークホテル東京 25Fロビーでは、アートフェア東京の出展ブースと連動した展示や、80年代生まれの7人からなる表現集団、オル太によるパフォーマンス、鈴木ヒラクのライブドローイングとスガダイローによるジャズピアノの即興セッション、唯一無二のスタイルで知られるL?K?OによるDJプレイが行われるほか、10フロアにおよぶ吹き抜けの壁面には、井上佐由紀、鈴木光、二艘木洋行の映像作品がプロジェクションされるなど盛りだくさんの内容となる。