日立造船は2月24日、韓国・南楊州市向け流動床式ガス化溶融炉ごみ焼却施設および中国・大連泰達環保向けストーカ式ごみ焼却施設を完工したと発表した。

韓国・南楊州市向け流動床式ガス化溶融炉ごみ焼却施設(左)、中国・大連泰達環保向けストーカ式ごみ焼却施設(右)

同社はこれまで日本や東アジア、欧州を中心に400件以上のごみ焼却施設納入の実績がある。今回2つのごみ燃焼施設では、溶解炉や燃焼装置の設計、運転時の技術者の派遣などの業務を請け負ったという。

韓国・流動床式ガス化溶融炉ごみ焼却施設は、1日52tの燃焼性能で発電量が750kW。一方の中国・ストーカ式ごみ焼却施設は、1日1500tの燃焼性能で発電力が2万4000kW。