伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2月25日、エンジニアの技術力向上と先端技術のキャッチアップ、最新技術ノウハウの習得を目的とした「先端技術LAB」を開設したことを発表した。先端技術LABは、技術・製品に直接触れられる物理的な実践環境と、得られた知見や検証結果を社内で共有し、多様なトピックについて議論しノウハウを共有蓄積できるバーチャルなコミュニケーション環境を社内の共通インフラとして提供するものである。
先端技術LABの社内コミュニティ環境では、さまざまな最新技術に関する情報が社員より投稿され、その中から関心の高い技術に関するコミュニティが形成される。それぞれのコミュニティでは常設の全社員が自由に使用できる実践環境が用意される。また、個人用の仮想マシンリソースを提供することで、さまざまな技術や製品を自由に動作させることが可能となる。
先端技術LABでは、社内にナレッジを公開し、情報共有やディスカッションを行い、コミュニティによって構築された最新技術を備えた実践環境を活用することで、最新技術の早期習得を可能とする。
先端技術LABは1月28日に開設し、すでに数十個のコミュニティが立ち上がっているという。現在はクラウド技術、新たな開発技術、セキュリティ技術、モバイル技術に関する実践環境が用意されており、今後も随時追加予定とのことだ。