京セラは2月25日、多結晶シリコン太陽電池として、従来の世界最高値である17.8%を0.8ポイント上回る変換効率18.6%を量産レベルの太陽電池セルにて実現したことを発表した。
同社は1982年より多結晶シリコン太陽電池の量産を行ってきており、2011年12月に変換効率17.8%を達成していた。今回の成果は、さらなる結晶品質の向上、電極工程の改善、ならびにキャリア再結合の低減などを図ることで実現したという。
なお、同社では、この変換効率18.6%を達成した太陽電池セルを用いた高出力モジュールを2014年夏より、国内で販売していく計画としている。