ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)と日本マイクロソフトは、時間帯・日別でのアプリ利用動向や、データマイニング機能を活用した利用アプリ間の関連性や個別アプリのライフサイクルを予測・分析するプラットフォーム「Cloudish」を、2014年4月から提供すると発表した。
Cloudishは、VRIが10万人以上のスマートフォンユーザーから収集したアプリ利用データを、日本マイクロソフトが提供するパブリッククラウドサービス「Microsoft Windows Azure」に蓄積し、Microsoft Excel上でさまざまな分析やレポーティングを行うことができるプラットフォーム。
Cloudishは、集計された月次でのアプリ別の利用率・ランキングだけでなく、時間帯・日別での分析および年代・性別や端末レベルといったプロフィールでの詳細な利用データの分析も行え、スマートフォン利用に関する行動特性をより細かく把握することができるという。
また、ユーザー属性に応じた利用アプリの関連性などから消費者の嗜好パターンを発見する機能や、個別アプリのライフサイクルを予測するデータマイニング機能も用意されている。
両社は同プラットフォームに関して、初年度で20社の導入を目指すとしている。