デジタルステージは19日、HTMLタグやCSSを記述することなく、テンプレートをベースにカスタマイズするだけでHTMLベースのWebサイトが作成できるソフトウェア「BiND for WebLiFE* 7」(以降、BiND7)を、3月20日に発売すると発表した。

「BiND for WebLiFE* 7」パッケージ。左がスタンダード版、右がプロフェッショナル版

BiND7では、これまで「WebLiFE*サーバー」への加入が必要だったショッピングカート機能「BiNDカート」を、サイトの公開サーバーに関係なく無料で利用できるようになっている。そのほか、スマートフォンへの対応を強化して購入ページから決済ページまでの一連の画面を自動で最適表示したり、画像編集ツール「SiGN Pro」でカートボタンが自作可能になるなど、こだわりのオンラインショップを構築できる環境を整えたとのこと。

BiNDカート設定画面

「SHiFT」画面

スライドショー作成機能「SHiFT」では、立体的な視差を生むパララックスや3Dエフェクト、サムネイル付きで大量の画像を見せられる機能、画像の表示スピードを自由に設定する機能などを追加。表現の幅が広がり、高性能なスライドショーが簡単に作成できるという。

さらに、jQueryを使ったナビゲーションシステムを搭載し、マウスオーバーするとサブメニューが自動で表示されるナビゲーション機能などを利用できるほか、効率的なWeb制作を実現するために基本機能のブラッシュアップが行われた。

動作環境は、Windows版がWindows 7 SP1 / 8 / 8.1(32bit / 64bit対応。ただし64bit版では32bitモードで動作)、Mac版がMac OS X 10.6.8 / 10.7.5 / 10.8.5 / 10.9.1(全てサーバー版は除く)。いずれのOSも日本語版のみの対応となる。価格は、スタンダード版が1万9,800円、プロフェッショナル版が2万9,800円。