新日鉄住金ソリューションズは2月18日、三次元CAD向けの仮想デスクトップパッケージを提供開始したと発表した。
同社では、三次元CADのVDI (Virtual Desktop Infrastructure)利用の検証を進め、従来のワークステーションでの操作性と遜色なく、三次元CADが利用できる仮想デスクトップを実現。
提供開始した三次元CAD仮想デスクトップパッケージは、これらの検証結果をもとに構成・設計し、1台のPCサーバに標準で16ユーザ(最大32ユーザ)分の三次元CADを動かすことが可能な構成になっている。
同社では、同パッケージを導入することで、セキュリティ向上とデータ管理の信頼性を改善しつつ、コスト面でも従来のワークステーションの利用に比べシステム管理負荷を低減し、効率的な三次元CADの運用が可能となるとしている。