ストラタシス・ジャパンは18日、幅広い色と素材に対応した高機能3Dプリンタ「Objet500 Connex3」の国内販売を開始した。本製品は製品デザインなどを行う企業を対象としたもので、購入には見積もりが必要。
「Objet500 Connex3」 |
異なる素材を組み合わせたモデルも出力可能。フレーム:不透明(VeroYellow)、フレーム内側のクッション部分:ゴムライク(TangoBlackPlus)、レンズ:透明イエローティントを使用 |
本製品は、同社独自のトリプル・ジェッティング・テクノロジーを搭載した3Dプリンタ。3種類のマテリアルを1回のプリントジョブで造型することができるため、ゴム状素材や透明素材の出力はもちろん、例えば硬質素材・軟質素材・透明カラー素材を組み合わせたスポーツメガネ(上図参照)のようなモデルでも、複数のパーツを組み立てたり塗装したりすることなく再現できるという。
また、ひとつのモデルに漆黒からレモン色、ショッキングマゼンダなど最大46色の鮮やかな色、および数百種類のブレンドされた色彩を使用できるほか、濃い不透明色やステンドグラスのような半透明色を含む10種のカラーパレットから色彩を選ぶことも可能。STL、OBJDF、SLCファイルに対応し、本体サイズおよび重量はW1,400×H1,260×D1,100mm / 430kg(マテリアルキャビネット含まず)。トレイサイズは500×400×200mm。ビルド解像度はX軸:600dpi、Y軸:600dpi、Z軸:1,600dpi。Windows 7またはWindows 8(いずれも64bit版)に対応する。