堀場製作所は2月13日、滋賀県大津市に所有する工場用地に、新たに自動車排ガス測定装置などの開発・生産拠点「HORIBA BIWAKO E-HARBOR」を建設すると発表した。建設費は約100億円で、2月24日に着工を開始し2015年の秋に完成する予定。
「HORIBA BIWAKO E-HARBOR」完成イメージ |
新拠点では、自動車排ガス測定装置などの営業・開発・設計・生産・サービスをまとめて対応できる体制を整え、新製品投入の迅速化や生産の効率化を図るとしている。
また、社外に分散していた部材の組立工程などを1フロアに集約する方式を導入し、在庫や輸送による部材の停滞を減らし、かつ、柔軟な供給体制を構築することで、生産能力を2倍に増やし、納期を3分の1に短縮することを目指す。
新拠点の主な概要は、敷地面積が5万9694m2、建屋面積が7125m2、延床面積が2万8177m2で地下1階 地上5階建て。