新日鐵住金と三井物産は2月13日、リオ・ティントと共同運営する「Robe River Iron Associates(ローブ・リバー・アイアン・アソシエイツ、以下「ローブJ/V」)がオーストラリアのウエスト・アンジェラス鉄鉱山の未開発鉱区の開発および生産能力の拡張すると発表した。

未開発鉱区の生産開始は2015年1月を予定。未開発鉱区と既存鉱区とを合わせてウエスト・アンジェラス鉄鉱山の年間生産能力は、現在より600万t増え3500万tを見込む。

ローブJ/Vは、新日鐵住金が14%、三井物産が33%、リオ・ティントが53%の割合で出資している。拡張による開発総投資額は6億4200百万豪ドル(約578億円)を見込んでおり、持分比率に応じて新日鐵住金は9000万豪ドル(約81億円)、三井物産は2億1200万豪ドル(約191億円)の投資を行うこととなる。