NTTPCコミュニケーションズは2月13日、「WebARENA 共用サーバー」をリニューアルし、「Web改ざん検知サービス」や「定期自動バックアップ」が標準で付属する新プラン「共用サーバーSuiteX V2タイプ」の提供を開始した。

WebARENA 共用サーバーは、1台のサーバーを複数の顧客で共用利用するレンタルサーバーサービスで、低コストで利用でき、サーバー管理知識がなくても、ブラウザベースの管理ツールで簡単な操作で設定できるのが特徴。

新プランでは、これまでディスク容量30GBを月額1,980円(年額の場合は23,760円、いずれも税込)で提供していた最小構成プランを、最小ディスク容量を300GBに拡張し、価格も月額1,361円+税(年額の場合は16,334円+税)に値下げした。

さらに、これまで有料オプションとして提供していた「Web改ざん検知サービス」や「定期自動バックアップ」を標準機能として提供する。

「Web改ざん検知サービス」は、定期的にWebの改ざんをチェックし、改ざんが確認された場合は、メンテナンス中画面に自動的に切り替えユーザーへの感染を防ぐほか、定期バックアップされたデータから復旧できる。

「定期自動バックアップ」は、あらかじめ決められた周期により、3世代まで自動でバックアップしてくれる機能だ。バックアップ用のディスクは別途追加料金が必要なく、契約しているディスク容量のバックアップが可能だ。

同社では「Web改ざん検知サービス」以外にも、「ファイアウォール」、「IPS(不正侵入自動防御)」、「共用SSL」、「ウィルスチェック」、「迷惑メールフィルター」、「送信ドメイン認証」などを標準で提供しており、充実したセキュリティサービスを特徴に、他社との差別化を図っていく予定だ。