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トレンドマイクロはセキュリティブログに掲載した記事「バレンタインに便乗したスパムメールに注意」においてバレンタインデーを利用したスパムメールに注意を呼びかけている。こうしたソーシャルイベントを利用することはサイバー犯罪者にとって都合が良いとされており、普段以上に注意が必要といえる。
記事ではスパムメールの例として「花の宅配サービスの広告」「腕時計の販売」「バレンタインデーのディナー」などに関するメールを紹介し、バレンタインデーに関連した情報を掲載することでユーザの気を引き、詐欺サイトへジャンプさせたりマルウェアに感染させようとする例を紹介している。サンプルとして掲載されているスパムメールは英語だが、日本語で同様のスパムメールが送信される可能性もあり注意が必要。
日本語で出回るスパムメールとしては、オンラインバンクを装ったものやゲームサービスを装ったものが多い。これまでは不自然な日本語などが含まれていることからスパムメールとの判断ができたが、2013年後半からはスパムメールの内容も巧妙になり、一見した限りでは本物のメールと間違えるものも出始めている。スパムメールは古くからあるマルウェア感染のための方法または不正サイトへ導くための方法として使われており、現在でもその効果を失っていない。